春の雪
いとめづらし春の雪
忍び傘逢引の合図
揺れる幌の薄闇に浮かぶ京紅は指で弾いた花
やがて花見宴
散りては皐月藤
君招かざる庭
紫
死の影落ちる
あれはいつの面影か香水漂う十二単
割れた水晶傾け透かし見る恍惚ゆらめく虹模様
此処に今振り向く横顔
一点の微笑
紛れもなく今尚揺れる恋は
届かないまだ遠い罪深き禁忌を冒し
届くならその雅
鳳凰の五色の尾乱し奥へ豊醸の海へ沈むべく
現れたる鳥の群れ
光り陰り空を覆う
目掛け引いた引金に
赤く竜巻は天と地を繋ぐ
一刹那
転生
誰ぞ手にあらん
最後の逢瀬かと
思いも寄らぬまま
連れ出した鎌倉
君は終幕を予知してた
届かないまだ遠い罪深き禁忌を冒し
届くならその雅
鳳凰の五色の尾乱し奥へ
届かないまだ遠い罪深き禁忌を冒し
届くならその雅
鳳凰の五色の尾乱し奥へ豊醸の海へ沈むべく
曲:てつ
詞:愛子 アレンジ/LemmyCrisis
2005年2月 今の形で完成